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DVD Flick

結婚式ムービーを自作されている皆さん「オーサリング」という言葉をご存知でしょうか?

新郎新婦さんより、動画編集ソフトで結婚式用のプロフィールムービーなどを作ったら、その後、結婚式場にどうやって持っていけばいいのかと、非常によく質問されます。

これは結婚式場によって色々な決まり事があるので「こうすれば大丈夫!」ということを、残念ながら言えないのですが、大半の結婚式場はDVDプレイヤーで再生可能なDVDにオーサリングして持ってくるのがルールーだったりします。

前回Freemake Video Converterという、有料の映像変換ソフトをご紹介させて頂きましたが、今回は無料でDVDにする事ができるフリーソフト【DVD Flick】というソフトをご紹介させて頂きます。

ですがその前に、そもそも何でDVDにしなくちゃならないのかを、少しだけ説明したいと思いますのでお付き合いください。

DVDの予備知識

そもそもDVDって何だろう?

まず、DVD【Digital Versatile Disc】は、皆さんに昔から馴染みのあるメディアだと思います。

市販の映画や、アーティストのPVなどの動画全般を扱う為に作られたもので、音楽を再生する為に作られたCDのよりも、沢山のデータを保存する事ができます。

そして、映画やPVなど大量に生産して販売する事が目的なので、非常に安価なメディアでもあります。

身近な事であれば、DVDレコーダーなどで好きな番組を録画したり、専用の機械があればパソコンで自分の作ったムービーなどのデジタルデータを記録(DVDに焼く)する事ができるので、ここまで広く復旧しました。

そんなDVDですが、色々種類がありまして【DVD-R、DVD-R DL、DVD-RW、DVD+R、DVD+R DL、DVD+RW、DVD-RAM、DVD-ROM】と沢山あります。

なぜこんなに種類があるのかと言いますと、一回限りの記録ができる【DVD-R】や、繰り返し記録ができる【DVD-RW】など、その時の用途や機械の種類によって多くが作られた為、増えてしまったようです。

皆さんが主に使用するのは、一回限りの記録ができる【DVD-R】になります。

なぜ【DVD-R】かというと、こちらのメディアが一番色々なDVDプレイヤーと相性が良い為です。

なぜ結婚式場はDVDを指定してくる?

これは各結婚式場によって理由も様々ですが、

  1. DVDプレイヤーが安価なので、故障時の対応や交換がしやすいから。
  2. DVDプレイヤーだと操作がリモコンだけで済むので楽。
  3. DVDでの持ち込みで限定してしえば、他の映像形式についての知識が必要ない。

などなど...

【1】は、一番大切な事なのですが、結婚式ムービーの上映はいくら管理やチェックに神経を使っても、機械事なので突然故障します。

もし仮にパソコンでの上映対応の場合、パソコンが万が一故障した時、その場での対応に時間がかかり、その後のメンテナンスなどにも手間が多くかかります。

これがDVDプレイヤーであれば、【非常に安価】なので、その場での交換対応や設定が非常に楽です。

【2】は、日頃からパソコンでの作業をされている方であればわかりやすいのですが、パソコンでのムービーなどを再生させる手間は、そこまで複雑ではないのですが、DVDプレイヤーに比べれば手順が多くなります。

DVDプレイヤーであれば、DVDをセットすればそのまま上映まで待機で終わるのですが、パソコンだとムービーのファイルを選び、フルスクリーンに変えて一時停止、再生中マウスに触れると余計な表示が出たり、不意なお知らせなど意図してない事が起こりやすいです。

これがDVDプレイヤーであれば、手間なく最短コースで上映ができ、一時停止や再生なども手元のリモコンで楽に済みます。

【3】は、DVD以外での持ち込みが可能な場合、その持ち込まれる全てのメディアや映像形式についての知識が少なからず必要になります。

例えば、拡張子の多い【MPEG】形式や、一昔前のスマホの【3GP】形式などや、Windowsムービーメーカー【wlmp】ファイルなどの映像制作ソフトのプロジェクトファイルをお持ちになる方がいらっしゃるので、お客様のパソコンでは見れたかもしれませんが、式場側では再現できない場合があり、その説明を求められても、結婚式場スタッフはその道に明るいわけではないので、困ってしまいます。

もちこまれるUSBメモリやSDカードも、突然パソコンで認識しなくなったりすることがあるので、そうなってしまうと中身のデータについて手の施しようがありません。

DVDでしたら、メディアに傷や指紋がつくような荒い管理の仕方をしない限り、中身に問題はありません。

ここまでの手間と知識を、式場側が把握するのも限界がありますよね。

DVDプレイヤーで再生可能なもので限定しておけば、事前にお客様で事前チェックができるので、式場に持ち込まれてからの上映トラブルは、ほとんどありません。

DVD最高!だけど大きな落とし穴・・・

ここまで散々DVDは楽だよねって紹介してきましたが、DVDの持ち込みに限定することは、式場側に多くのメリットがあるのですが、それを準備する新郎新婦や、余興を頼まれた友人は非常に面倒かもしれません。

まず、DVDにするというのは、単純に出来上がった動画ファイルをDVDに記録するという事ではないのです。

「えー!どうゆう事?!」と思いますが、ここを把握しておかないと最悪な場合、DVDプレイヤーでは再生できないかもしれません・・・。

よく映画のDVDを視聴すると、ムービーのチャプターや音声を選択するメニュー画面を見た事があると思います。

これはどのような作りになっているかというと、専用のソフトを使って【DVDビデオ形式】と言うものに【オーサリング】という作業をしてあります。

DVDビデオ形式(DVDビデオフォーマット)

映像および音声などのデータを記録する方法を規定した規格のひとつで、DVDビデオで用いられているものである。DVDビデオレコーダーでも用いられるが、基本的に完成物を記録するための規格であるため、ビデオ編集や映像・音声の追記などの実現が困難であるという欠点がある。ただし、従来のDVDプレイヤーで再生する場合は、DVDビデオフォーマットで保存する必要がある。

オーサリング

文字や画像、音声、動画など、いろいろな素材を組み合わせたソフトウェアを作成すること。主に、Web上で動くアニメーションやDVDなどのマルチメディア・コンテンツを作ることを指し、一般的なソフトウェア開発(プログラミング)とは区別して使う。オーサリングに使うソフトウェアをオーサリング・ソフトといい、Adobe Directorがその代表。通常のプログラミング言語を使う開発に比べると、はるかに簡単に多彩なメディアを組み合わせた、リッチなコンテンツを作成できる。また、DVD映像を表示させるメニューを編集して、DVDタイトルを制作することをDVDオーサリング、そのためのソフトをDVDオーサリング・ソフトという。単に、DVDメディアに映像を書き込む作業は、オーサリングとは呼ばず、ライティングという。

そうなんです。

DVDにするということは、【DVDオーサリングソフトを使って、DVDビデオ形式でDVDに保存するという事】なのです。

ですので、「DVDを会場に持ち込んだけど上映できなかった!パソコンだと再生できたのに!」という方が非常に多いのです。

これは、ムービーをDVDにオーサリングしたわけではなく、映像データをDVDにライティング(書き込む)しただけに過ぎません。

という事は、せっかく動画編集ソフトでムービーを作ったのに、また別のソフトでDVDにオーサリングをする作業が必要になります。

ですがご安心ください。

こちらのオーサリング機能は、市販の動画編集ソフトに初めからちゃんと入っていたりします。

ご自身が動画制作に使用しているソフトの【DVD書き込み機能(オーサリング)】があるかどうかを、一度調べてみると良いですね。

でも、フリーの動画編集ソフトを使っていたり、スマホで動画を編集した場合、このオーサリングソフトをお持ちでない方もいらっしゃると思います。

そんな皆様の為に、いよいよフリーソフトDVD Flickのご紹介です。

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フリーソフトDVD Flickのご紹介

DVD Flick

DVD Flickは海外のフリーウエアで、複雑な知識も必要なくとても簡単にメニュー付きDVDのオーサリングが出来ます。

しかも、無料ソフトによくあるお金を払えば全機能の解除など、ソフトのロゴが勝手に入る事もないので、煩わしい思いをする事もないちゃんとしたフリーソフトです。

DVD Flickについて

DVD Flickは、シンプルであると同時に強力なDVDオーサリングツールを目指しています。
それはあなたのコンピュータに保存されている多数のビデオファイルを取り、あなたのDVDプレーヤー、メディアセンターまたはホームシネマセットで再生するDVDに変えることができます。
カスタムオーディオトラック、字幕、メニューを追加して、ナビゲーションを簡単にすることができます。
特徴 Windows Forest Awards 2007銅賞(4位)

FindMySoft Viewoレビュー
DVDに任意のビデオファイルの近くに書き込みます
45以上のファイルフォーマットをサポート
60以上のビデオコーデックをサポート
40を超えるオーディオコーデックをサポート
メニューを簡単に追加 自分の字幕を追加する
使いやすいインターフェース
エンコード後にプロジェクトをディスクに書き込みます
アドウェア、スパイウェア、制限なしに完全無料

ただ注意することといえば、ソフトの開発は止まっているのでご自身のパソコンの環境に合わなかったり、Mac版はない事と、サポートや支援を受ける事が難しいと把握してください。

DVD Flickのダウンロード

まずはソフトを準備する為に、専用サイトにてダウンロードをします。

私はこちらのサイトよりソフトをダウンロードしました。

DVD Flick & v2 勝手に日本語化

DVD Flick

こちらのページの【ダウンロード】のタブから、下の方にスクロールしていきます。

DVD Flick

そして、赤枠で囲ってあります。

【Download】のボタンをクリックすると、パソコンのダウンロードフォルダーや、任意の場所に保存しておくと良いでしょう。

DVD Flickをインストール

DVD Flick

それではダウンロードが終わりますと、赤枠に囲ってあります【dvdflick_setup_1.3.0.9_jp_r1.exe】という、ソフトをインストールするためのファイルがありますので、それをダブルクリックしてください。

ちなみに、一通りのインストールが終了すると右のような【DVD Flick】というアイコンが、デスクトップに現れます。

それでは、インストールの続きです。

DVD Flick

【同意する】から【次へ】

 

DVD Flick

ソフトを保存する場所になります。

こちらもそのまま【次へ】

 

DVD Flick

スタートメニューにある、ソフトの一覧のDVD Flickを登録します。

これもそのまま【次へ】

 

DVD Flick

パソコンのディスクトップにアイコンを作ったり、DVD Flickで操作した時の設定を保存した時のファイルを、DVD Flick用のファイルだとわかりやすくする為にプロジェクトファイルの関連付け項目となります。

こちらも【二ヶ所にチェックが入っているか確認】して【次へ】

 

DVD Flick

そうしますと、インストールを続行するか聞かれますので、そのまま【次へ】

 

DVD Flick

自動的にインストールが始まります。

 

DVD Flick

インストールが終わりますと、DVD Flickの重要情報が表示されます。

これもそのまま【次へ】

 

DVD Flick

最後に【DVD Flickを実行する】にチェックが入っているのを確認した後、【完了】ボタンを押すと、DVD Flickが起動します。

お疲れ様です。

 

DVDFlickでDVDを作成

DVD Flick

それではいよいよDVDのオーサリングをしたいと思います。

ひとまず、DVD Flickが起動した時に【DVD Flickへようこそ!】とウインドウが出てくるかもしれません。

【閉じる】で消してしまいましょう。

DVD Flick

こちらがDVD Flickの操作画面になります。

DVDをオーサリングするのに必要なのは、【DVDにしたい動画を選ぶ】→【DVDの設定を決める】→【DVDを作成する】と3ステップで終わるので、非常に簡単です。

上の操作画面に番号を振りましたので、基本的にその順番に進んでいけばDVDが作れちゃいます。

①【タイトルの追加】こちらは、DVDにしたい動画を選ぶボタンです。

DVD Flick

ボタンを押すと、別のウィンドウが開かれますので動画が保存されている場所まで行き、そこで選択をします。

選択が終わると②の場所に、書き込むムービーが一覧となって出てきます。

 

③【プロジェクト設定】こちらはDVDの各種設定を決めます。

DVD Flick

【プロジェクト設定】のボタンを押した後、上の様なウインドウが出てきますので、左側に5つの選択項目がありますが、大事な項目は【書込設定】の青枠で囲った3つのチェックになります。

【プロジェクトをディスクに書き込む】

このチェックが非常に重要で、ここが押されていないと、この後のDVDビデオ形式の書き込みまで進みません。

進まないだけなのでやり直せばいいのですが、必ずチェックしてください。

【書込完了後にディスクをベリファイする】

ベリファイというのは、この後のDVDへの書き込みの完了後、その書き込まれたDVDの中身が正しく書き込まれたどうかを、再チェックしてくれる便利機能です。

注意点とすれば、DVDスロットからDVDが排出後、再度入れ直さないと再チェックが始まりません。

ノートパソコンなど、手動でDVDの出し入れが必要なタイプがありますので、なかなか始まらないと待っていたら、DVDが外に出ていたなんてこともあります。

【書込完了後にディスクを自動的排出する】

こちらも、DVDのベリファイが完了後、全ての作業が完了後にDVDが自動的に排出されます。

DVDが出来上がったことの合図ですので、入れておくとわかりやすいと思います。

 

DVD Flick

補足ですが、【再生設定】【最後まで再生したら、最初のタイトルからループ再生する】のチェックは用途に応じてチェックをして下さい。

主にリピートしたいスライドショーなどを制作する場合は、こちらにチェックをすれば初めからまた始まります。

それ以外のオープニング・プロフィール・エンドロールムービーなど、リピートされては困る場合は、チェックは必要ありません。

 

DVD Flick

④【メニュー設定】こちらは、プロフィールムービーやエンドロールムービーなど何本かの動画をまとめたい場合に、DVDデッキで操作が可能なDVDメニューを作れます。

赤枠の項目で、メニューの見た目を選べますので、お好きなデザインを選びましょう。

フリーソフトなのにここまで出来るとはすごいと思います。

 

注意事項としましては、結婚式場のルールにもよりますが、メニュー入りのDVDで持ち込まない方がいいかもしれません。

なぜかというと、操作は人の手によるものなので、メニューの作り方が雑だと映像の選択ミスを起こす可能性があるからです。

稀にですが、メニュー上の動画の順番が逆【プロフィール→オープニング→エンドロール】だったり、ムービーの名称がわかりにくい【ムービー01・ムービー02・ムービー03】など、どの動画を再生していいのか判断に困る場合があります。

ですので、1つの映像に1枚のDVDを心がけ、しっかりとDVDのラベルに【挙式日・お名前・DVDの用途・再生時間】を書く様にしますと、披露宴当日のミスを防げます。

 

DVD Flick

⑤【DVD作成】こちらのボタンで自動的に、DVDへのオーサリングから書き込みまでしてくれます。

DVD Flickで作業を重ねると、上の様な警告文が出てくることがあります。

上の赤いウィンドウは、上書き保存への注意喚起なのでそのまま気にせず【はい】ボタンを押しても大丈夫です。

その下は、このまま行くとDVDの書き込みが始まるので、空のDVD-RをDVDドライブへ入れた事への確認の説明となります。

こちらも【OK】ボタンで進みましょう。

 

DVD Flick

そうしますと、自動的にDVD専用の形式に変換やオーサリングが始まります。

眺めているくらいしかやる事がありません。

 

DVD Flick

オーサリング途中、この様な別のウインドウも立ち上がりますが、これはDVDに書き込みが始まってる証拠となります。

パソコンが非常に頑張っているので、裏でYoutubeなどを見ない様にしてください。

最悪書き込みに失敗します。

そして、書き込みが完了しますと一度DVDがパソコンから出てきますが、先ほどベリファイのチェックが押されている場合には、もう一度DVDをパソコンに戻しましょう。

そうしましたら自動的にベリファイが完了後、再度DVDがパソコンから出てきますので、これにてミッションコンプリートです。

お疲れ様でした。

お手持ちのDVDプレイヤーや、車のDVD対応カーナビで再生確認をしましょう。

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なんだか上手くいかない場合

もしDVD Flickがうまく動作しない場合もありますので、こちらにその他のDVDオーサリングソフトをご紹介いたします。

・有料ソフト

DVD Memory

Freemake Video Converter

DVD Burner

こちらの3つのオーサリングソフトは、有料になりますがその分高品質なものが作れます。

特にDVD MemoryyDVD BurnerはMac版もありますので、Macユーザーの選択肢に入ると思います。

Freemake Video Converterは、非常に価格が安いので、体験版など試してみてから購入してもいいですね。

 

・フリーソフト

WinX DVD Author

DVD Styler

フリーソフトは英語版だったり、サポートが終わっていたりと非常に手間がかかるかもしれません。

ダウンロードサイトによっては、予期せぬウィルスなどを貰う可能性もあるので、検索サイトで事前の下調べも重要です。

 

・DVDダビングサービス

カメラのキタムラ

カメラのキタムラさんなどに直接持ち込んだり、ネットのダビングサービスなどを利用することもできますが、数日時間がかかったりしますので、注意が必要です。

オーサリングなんてしなかったけどDVD見れたよ?

例えば最近のこちらの様なDVDプレイヤーは、【MP4】形式などパソコンやスマートフォンで再生ができるファイルにも対応しております。

ですので、先ほどのDVDへのオーサリングは必要なくDVDプレイヤー独自の機能として、再生が可能な場合があります。

この場合で良くあるパターンが、再生が追いつかず紙芝居の様になったり、音声が途切れ途切れになったりと再生のトラブルが多く見受けられます。

その最もたる原因が、ハイビジョン映像(HDやFULL HD)などのDVD(SD)よりも何倍もある大容量なデータを入れてしまい、DVDデッキの再生がそもそも間に合わないといった問題です。

この点につきましては、再生時の環境や相性にもよるので、事前チェックで問題がなくても、結婚式当日になって「あれ?なんかおかしいぞ?」といった事になります。

この場合、事前チェックで問題がないと言ってしまった結婚式場側が責められるパターンもあるので、本来ならルール以外の持ち込みをした製作者に責任があると考えておかないと、双方に後味の悪い結果しか残りませんので注意が必要ですね。

PlayStationで確認できましたとか....ゲーム機であってDVDプレイヤーではないので、これも良くある話です。

まとめ

DVD Flickで結婚式ムービーを簡単にDVDにする方法とは?は、いかがでしたでしょうか。

結婚式場側は、安全面を第一に考えてのルールを皆さんに説明されていると思いますが、中々それを実行するのは難しいかと思います。

こちらの記事が、皆様のお力になれましたら幸いです。

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